楽しい腸活への第一歩!小腸を理解する

 

 

皆さま、こんにちは。美容家の濱田文恵です。

今日では、美容や健康に励む方のあいだで腸活は定番のセルフケアのひとつと言っても過言ではないでしょう。

でも、実際に腸活を行うメリットを正しく理解している方はそう多くないはず。

今回は、楽しく腸活を続けていくために、知っておきたい小腸の働きについてお話ししたいと思います。

 

 

1.美容や健康に欠かせない小腸の働き

 

腸活と聞くと、便秘と関係が深い大腸をイメージしがちですが、腸活の腸には“小腸”が含まれていることを忘れてはいけません。
さっそく、美容や健康に欠かせない小腸の働きをお伝えしますね。

 

1-1 小腸の働き①飲食物の消化

 

ひと口に小腸と言っても、小腸は十二指腸・空腸・回腸と三つの部分に分かれており、全長で6~7mにもなる大きな器官です。
この大きな器官で第一に行われる働きが、飲食物の消化。
よく消化と聞くと、胃だと考えがちですが、実は飲食物の消化の大部分は、小腸の空腸・回腸によるものなのです。各飲食物に合わせて、空腸・回腸でさまざまな消化酵素が分泌され、蠕動運動と共に消化が行われています。

(例)
・デンプン(糖質)を分解する消化酵素マルターゼ
・タンパク質を分解する消化酵素アミノペプチターゼ
・脂肪を分解する消化酵素リパーゼ ※膵臓から送られてくる

 

そのため、小腸の働きが低下すれば、さまざまな消化酵素の分泌に影響が出て、効率よく消化が行われなくなってしまうのです。消化活動が長くかかえれば、その分だけ小腸の負担にもなり、さらにこの後お話しする栄養素の吸収もされにくくなってしまいます。

 

1-2 小腸の働き②栄養素の吸収

 

上記で紹介した飲食物の消化後は、私たちの健康的な体作りに欠かせない栄養素を体内に吸収してくれる働きを持っています。
小腸の吸収する働きが低下すれば、どんなに栄養価の高い食べ物でも体内に吸収されません。結果的に体内の栄養素が足りなくなり、美容面ではターンオーバーが乱れ、美肌作りができなくなります。健康面では、身体や生理活動を行うために必要な各細胞の修復が間に合わなくなります。

 

1-3 小腸の働き③免疫力アップに貢献

 

 

回腸には“パイエル板”という腸独自の免疫機能があります。ここでは、なんと体全体の約7割の免疫細胞が作られているのです。そのため腸活を通して、良い腸内細菌が増えれば小腸の働きが高まり、病気や揺らぎ肌に負けない強い体と肌を育むことができます。

いかがでしたか?腸活に含まれる小腸は美容や健康にとって欠かせない器官だと理解していただけたでしょうか?
ただ腸活が体にいいからと言って、闇雲に腸活を行うよりも、腸活をすると体にどんな風に良いのかをきちんと理解してから腸活を行うほうが楽しく腸活に取り組めるでしょう。
今回は腸活を楽しく継続していけるよう、小腸についてのお話をさせていただきました。これからも腸活を通して、小腸の働きをサポートしていきましょうね!

 

 

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美容家 濱田文恵

「延美長寿」をテーマに毎日のセルフ美容に西洋と東洋を組み合わせた独自の美養法を提唱。
今ある綺麗からこれから先まで続く綺麗を。予防を根底に美容寿命を伸ばすための記事執筆・監修、セミナー講演や勉強会等を主宰し、女性誌やメディアでも幅広く活躍中。(一社)日本セルフ美容協会代表理事、医薬品登録販売者、毛髪診断士、国際中医薬膳師

 

 

 

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