腸活で一足先に花粉予防!揺らぎ肌対策

 

 

皆さま、こんにちは!美容家の濱田文恵です。

立春が過ぎ、まもなく寒い冬が春に向かいはじめます。
個人的には寒さに震える日々から、陽だまりが気持ちよい暖かい日々に移り変わるのは、とても嬉しいこと。

しかし、美容においては、花粉がやってくるので、肌が揺らぎやすくなる季節でもあります。

一般的に肌が揺らぐと、スキンケアを変える方が多いと思いますが、実は花粉による揺らぎ肌は、腸内環境を健やかに保つことで解決することも……!

今回は、腸活が叶える花粉による揺らぎ肌対策についてお話したいと思います。

 

 

春に肌が揺らぐワケ

 

春の肌は乾燥の厳しい冬を越えたあとの状態。

それにも関わらず、花粉をはじめ黄砂・日射し(紫外線)・PM2.5と多くの外的刺激に晒されるので、普段はなんてことのない刺激でも、肌は揺らぎやすくなっているのです。

 

 

 

肌が揺らぐってどんな状態?

 

私たちの体は、過剰な異物(異変)を感じると何らかのサインを出して、外的な刺激から体を守ってくれるように働きます。この働きは肌にも備わっています。

春になると急激に増える花粉は肌にとってはもちろん異物的存在。

 

 

このときに肌が健やかな状態であれば、肌表面に花粉が多少付着しても、肌がもつバリア力で花粉という存在に打ち勝てるのですが、肌のバリア力が弱まってしまうと、花粉に打ち勝てず、かゆみや赤みといったサインで肌表面の異物(異変)を教えてくれるのです。

そしてこのかゆみや赤みが、いわゆる肌が揺らぐという状態なのです。

 

バリア力の鍵は、腸内環境にあり

 

前述したように本来わたし達の肌は、自らの肌を守る力=バリア力を持っています。

つまり、言いかえればバリア力を高めることができれば、肌は花粉やそのほかの外的刺激に打ち勝つことができるわけです。

では、バリア力を高めるためにはどうしたら良いのか。

バリア力=免疫力なわけですが、私たちの免疫力を構成する要素の一つにリンパ球があり、このリンパ球のおよそ60%以上は、腸内に存在しているのです。

そのため、腸内環境が健やかになることで、免疫力である肌のバリア力も高まり、花粉などの外的刺激に負けず、揺らがない肌を手に入れることができるというわけです。

 

 

このように肌の揺らぎを感じたら今のご自身の肌に合わせたスキンケアに変えるのも方法の一つですが、そもそもの肌のバリア力が低下していたら、揺らいだ肌はなかなか改善しないですよね。

ぜひ花粉が本格化する前に、今年はスキンケアに頼るだけでなく、一足先に腸活をはじめてみることをおすすめしますよ!

 

 

 




美容家 濱田文恵

「延美長寿」をテーマに毎日のセルフ美容に西洋と東洋を組み合わせた独自の美養法を提唱。
今ある綺麗からこれから先まで続く綺麗を。予防を根底に美容寿命を伸ばすための記事執筆・監修、セミナー講演や勉強会等を主宰し、女性誌やメディアでも幅広く活躍中。(一社)日本セルフ美容協会代表理事、医薬品登録販売者、毛髪診断士、国際中医薬膳師

 

 

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