皆さま、こんにちは!
美容家の濱田文恵です。
春は気温が上がり、ポカポカと気持ち良い日もありますが、
“春一番”という言葉があるように、風が強く吹く日も……。
さらに紫外線の強まりで、意外にも冬と同じように肌は乾燥しているのです。
今回は、腸活の面からできる乾燥肌対策についてお話ししたいと思います。
私たちの肌は、本来自らの力で肌の潤いを守ることができます。
そのため、強い風が吹いても、少しのあいだ紫外線に晒されてもすぐに肌が乾燥するということはありません。
しかし肌の表面層で、肌の潤いを守る大きな役割を占める角質細胞が弱まってしまうと、まるでレンガの隙間から水が漏れ出すように、肌の潤いもまた外へ漏れ出し失われやすくなります。
つまり肌の乾燥を防ぎたいなら、肌の潤いを漏らさないような頑丈な角質細胞を育むことが大切というわけです。
頑丈な角質細胞を作るためには、どうしたら良いのか。
それはもちろん、角質細胞を作るために必要な栄養をきちんと摂ることです。
一見、当たり前なように聞こえますが、角質細胞に必要な栄養をきちんと摂るためには、ただご飯を食べればいいわけではありません。
栄養を消化・吸収してくれる腸が健やかに機能していなければ、食べたものはただ排出され、頑丈な角質細胞は作られないわけです。
よく1日3食ちゃんとご飯は食べているのに、肌が乾燥し肌トラブルに見舞われるという声を耳にします。
それは、食べていても頑丈な角質細胞を作るために必要な栄養として、体内で機能していないからです。
春になると、肌が乾燥し揺らぎやすくなるという方は、スキンケアでの保湿ケアに合わせて、腸活を始めてみませんか?
最後に、春の潤い肌にとって必要な栄養素をお伝えしますね。
●頑丈な角質細胞を作るためにおすすめの栄養素
美容家 濱田文恵
「延美長寿」をテーマに毎日のセルフ美容に西洋と東洋を組み合わせた独自の美養法を提唱。
今ある綺麗からこれから先まで続く綺麗を。予防を根底に美容寿命を伸ばすための記事執筆・監修、セミナー講演や勉強会等を主宰し、女性誌やメディアでも幅広く活躍中。(一社)日本セルフ美容協会代表理事、医薬品登録販売者、毛髪診断士、国際中医薬膳師