皆さま、こんにちは!
美容家の濱田文恵です。
腸内環境を良くするために、さまざまな腸活がありますが、特別なことをしなくても、朝の過ごし方ひとつで腸内環境を良くすることだってできるんですよ。
特に忙しい現代人の日中は仕事や家事に追われ、夜になる頃にはもうクタクタで何もできないほどに疲れている方も多いはず。
そんな時は無理せずに早めに寝て、翌日に少しだけ腸活を意識した朝の過ごし方をしてみましょう!
今回は、今回は、腸美人的な朝の過ごし方をご紹介したいと思います。
朝ごはんの前にまずは、一杯のお水を一気に飲むのではなく、少し時間をかけて飲みましょう。
おすすめは、20〜25度くらいのぬるめの温度で飲むこと
一杯のお水を飲むだけでも、寝ている間に消費した体内の水分が補われるだけでなく、胃腸を刺激し、消化吸収の働きにスイッチを入れてくれますよ。
日頃から便秘持ちの方は、大さじ1杯のハチミツを加えるのが◎
一杯のお水を飲んだ後は、より胃腸の働きを高めるためにできる簡単ケアがあるので、ご紹介しますね。
両足で真っ直ぐに立ったら、両手を拳にし、お臍を中心に“の”の字を描くようにぐるぐる運動させるように優しくマッサージ。
20回ほど行ったら、逆回転をし、最後に拳にした両手を交互に優しくトントンを叩いてあげましょう。お腹表面を触った時にポワッと暖かくなっていれば完璧です。
お腹ぐるぐる運動の後は、そのまま両足を肩くらいの幅まで開き、両手を左右の腰に添え、フラフープをイメージして腰を回します。
左右交互にそれぞれ20回ずつ回します。
一見、大変そうですが、慣れてしまえば5分くらいでできる簡単ケアです。
是非、朝のテレビを見ながらでも取り入れてみてくださいね。
先ほど紹介した簡単ケアが終わったら、排便のための時間を作りましょう。その際に便意がなくても、トイレに行くことが大切。
人間が本来持つ生理機能でいえば、前の晩に食べたものは消化され、吸収されずに残った“食べかす”でできた便がすでに寝ている間にできているはずなので、トイレに行く=排便をすると頭に教えてあげることが便秘改善に繋がっていくわけです。
まずは5分、排便するための時間を作ってみましょう。
皆さまは、どんな朝ごはんを食べていますか?
おそらく朝ごはんには、簡単に食べられるパンを選ぶ方が多いのではないでしょうか?
パンが絶対にダメというわけではないのですが、パンを食べる時は、白いパンではなく、全粒粉のパンを選ぶようにしましょう。
白いパンは消化酵素によって短時間で糖に分解することができます。
そうなると急激な血糖値の増加につながり、インスリンの分泌を促し、感覚的に眠くなるだけでなく、体内環境の働きを低下させます。
たまになら良いのですが、毎朝のごはんでこのような状態が起きては、体が疲れてしまいますよね。
全粒粉だけでなく、今なら米粉で作られたパンなどのグルテンフリー製品が多く出ているので、ぜひ朝ごはんに選んでみてくださいね。
いかがでしたか?
今回紹介している朝の過ごし方は、どれも少しの意識で取り入れられることなので、是非試してみてくださいね。
美容家 濱田文恵
「延美長寿」をテーマに毎日のセルフ美容に西洋と東洋を組み合わせた独自の美養法を提唱。
今ある綺麗からこれから先まで続く綺麗を。予防を根底に美容寿命を伸ばすための記事執筆・監修、セミナー講演や勉強会等を主宰し、女性誌やメディアでも幅広く活躍中。(一社)日本セルフ美容協会代表理事、医薬品登録販売者、毛髪診断士、国際中医薬膳師