皆さま、こんにちは!
美容家の濱田文恵です。
腸内環境を整えるために、切っても切れないのが栄養バランスの取れた食事ですが、なかなか手のこんだ料理を作る時間がないという方も多いはず。
そこで、今回はストックしておきたい美腸になるための食材をご紹介しますね。
腸内細菌が整った美腸とは、約100兆個に及ぶ腸内細菌のお花畑でもある腸内フローラのバランスが整っている状態。
そのためには、腸内の細菌たちに必要な水や栄養を届けること=食事を届けることが大切になってきます。
そこで、細菌たちがどんな食事を食べるかというと、よく挙げられるのが乳酸菌。
もちろん乳酸菌もストックしておきたい食材の一つですが、実はそれ以外にも、食物繊維や麹菌が大好物なんです。
早速、それぞれなぜストックフードに良いか、お話ししていきますね。
まずは、大定番の乳酸菌。
乳酸菌は腸内環境を良くするためになくてはならない存在なんです。
乳酸菌が含まれる食材といえば、ヨーグルトやヤクルトを思い浮かべがちですが、他にもキムチやぬけ漬け、味噌や醤油にも含まれているのです。
これらの食材なら、そのまま食べたり、普段の自炊に味付けとして使ったりできるので、是非ともストックしておいてくださいね。
乳酸菌と並んで、美腸作りと切っても切れないのが、食物繊維。
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。
水溶性食物繊維は、大麦やもち麦に多く含まれ、腸内の老廃物の排出をサポートします。
大麦ももち麦もご飯を炊く際に混ぜて炊くことができ、また米と同じように長時間の保存ができるので、ストックフードにおすすめです。
もう一つ不溶性食物繊維は、きのこや海藻類に多く含まれていて、不溶性の繊維が腸内に溜まっている便を絡めとって排出する働きがあります。
きのこも海藻類も乾燥した状態のものを買ってストックフードとして常備しておきましょう。
ちなみに、1日18g以上を目安に水溶性と不溶性の2種類をバランスよく摂るのがおすすめですよ。
麹菌自体が、少しの量で腸内環境を良くしてくれることで、注目されている食材。
その麹菌を米や大豆に発酵させて作った醤油や味噌、そして美容液の点滴とも言われる甘酒は、積極的に摂りたい食材。
他にも、みりんや日本酒など、どれも長期保存ができるので、ストックフードに常備しておきましょう。
いかがでしたか?
栄養バランスのとれた食事を自炊で作るのが一番ですが、なかなか難しいのが現実。
今回、ご紹介しているストックフードなら、手軽に取り入れられるものばかりですよね。是非とも、自炊が苦手な方は今日から常備しておきましょう。
美容家 濱田文恵
「延美長寿」をテーマに毎日のセルフ美容に西洋と東洋を組み合わせた独自の美養法を提唱。
今ある綺麗からこれから先まで続く綺麗を。予防を根底に美容寿命を伸ばすための記事執筆・監修、セミナー講演や勉強会等を主宰し、女性誌やメディアでも幅広く活躍中。(一社)日本セルフ美容協会代表理事、医薬品登録販売者、毛髪診断士、国際中医薬膳師