腸ダメージを減らすお酒との付き合い方

 

 

皆さま、こんにちは。美容家の濱田文恵です。

おうち時間が増えたことで、寝付くまでお酒を飲んでしまう方が増えているようです。
適度なお酒は良薬という説もありますが、腸にとっては負担がかかるものです。

とはいえ、お仕事上でのお付き合いやちょっとした気分転換に嗜む方もいるでしょう。

今回は、腸ダメージを減らすお酒との付き合い方についてお話したいと思います。

 

 

アルコールがもたらす腸ダメージ

 

お酒が腸にどんなダメージをもたらすかというと、多くの量を長い時間飲み続けることで、悪玉菌を増やし、腸内フローラにダメージをもたらすことがわかっています。

もう少し詳しく説明すると、悪玉菌は腸内環境をアルカリ性に傾け、腸内にある老廃物を腐敗させます。

 

 

腐敗が起きると今度は腸内で炎症が起き、抵抗力を弱めてしまいます。

東北大学や久里浜医療センターなどの研究によると、ひどい場合にはがんの原因物質が増えることもわかっているのだとか。

まさにお酒の過剰摂取は、毒になることを示していますよね。

 

腸活を意識したお酒の飲み方

 

今日はお酒を飲むことになりそうだなとか、お酒を少し飲みたい気分だなというときは、今回紹介するような飲み方を意識してみましょう!

 

・添加物入りのお酒は避ける

チューハイ類は甘くて美味しく、お酒に弱い方から女性にまで人気ですが、実は危険性の高い添加物や多量の糖分が使われていることも。

これらの成分は血糖値を急上昇させたり、胃の働きを鈍らせたりするので、お酒を飲むときは無添加のチューハイや日本酒、ワイン、焼酎などを選ぶといいですよ。

 

・食べ物を先に口に入れる

 

お腹が空いている状態でお酒を飲むと、胃の粘膜自体に負担をかけます。
また胃に何も入っていないために小腸・大腸へと一気に流れ込むため、アルコールのダメージがダイレクトに腸内環境にのしかかってしまうわけです。
そのため、お付き合いの場だと何か口にする前に一番初めに乾杯でお酒を流しこむ場面がほとんどですが、今日はお酒を飲むと事前に分かっているときには、お付き合いの場に行く前に、先に胃の中に何か食べ物を届けましょう。

 

・飲み食べでゆっくり

お酒を飲むときは、お酒ばかりを流し込むのではなく、おつまみを口に運んだり、お水を途中で摂ったりと、ゆっくりお酒を飲むようにしましょう。
お酒によってはお水やお湯で割って飲むこともおすすめです。

 

 

せっかく日頃から、腸活に励んでいても、お酒の飲み方で腸内環境を悪くしていたらもったいないですよね。

どれも難しい方法ではないので、お酒を飲むときはぜひとも意識してみてくださいね。

 

 

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美容家 濱田文恵

「延美長寿」をテーマに毎日のセルフ美容に西洋と東洋を組み合わせた独自の美養法を提唱。
今ある綺麗からこれから先まで続く綺麗を。予防を根底に美容寿命を伸ばすための記事執筆・監修、セミナー講演や勉強会等を主宰し、女性誌やメディアでも幅広く活躍中。(一社)日本セルフ美容協会代表理事、医薬品登録販売者、毛髪診断士、国際中医薬膳師

 

 

 

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